縦糸と横糸をつなぐ飛び杼 — 東京医療減災Labo
縦糸が通る。横糸が走る。一本一本が弱くとも、
布は強くなる。そのための飛び杼が、ここにある。
コンセプト
医療機関・行政・保健所は、それぞれが太く強く撚れた縦糸です。 専門性が高いがゆえに縦割りになる——その構造には合理性があります。 しかし縦糸だけでは布にならない。簾のように、人々を支えることはできない。
そこに通るのが横糸としての職員個人です。 組織に属しながら地域に生きる個人が縦糸を横断するとき、 はじめて布が生まれ、住民を守る力になります。 東京医療減災Laboは、その個人に色彩と模様をもたらす飛び杼として機能します。
対象
エッジな能力を持つ少数精鋭のためのプログラムは、世の中にすでにあります。 東京医療減災Laboが向き合うのは、組織の基礎力と、 その組織を横断する個人の力——布の強さはそこで決まります。
医療機関
病院・診療所が持つ専門性という縦糸。アクション・カード導入から実践訓練まで、その縦糸を太く強くする支援を行う。
行政機関・保健所
地域医療をコーディネートする役割を担う縦糸。平時から有事への転換を支える実践力の習得を支援する。
職員個人——横糸
組織に属しながら、地域に生きる職員個人。縦割りの組織を横断するこの横糸が動けるとき、布は住民を守る力を持つ。動ける個人を育てること。
つながりの哲学
"The strength of weak ties."
社会学者マーク・グラノヴェッターが示したように、 強固な内部ネットワークよりも、 異なる集団をゆるやかにつなぐ弱い紐帯こそが、 情報とノウハウを広域に伝達する力を持ちます。
東京医療減災Laboが生み出す研修・訓練・ツールは、 参加した組織と組織の間に「弱いつながり」を意図的に編み込みます。 平時には目立たないこの結び目が、有事においてはじめてその強さを発揮する。 布を織る、ということの本質がそこにあります。
研修のご案内
オープンコース(2日間)
開催を予定しています。詳細は決まり次第このページでお知らせします。
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